ローソク足分析
平均足は日本古来のチャート分析法で、「コマ足」「平均コマ足」などと呼ばれることもあります。起源は不明ですが、かつて生糸相場で大儲けした相場師が「秘密の線」として使っていたことで有名になりました。現在日本では使われることが少なくなったのですが、海外で日本のチャート分析システムが注目され研究されており、その中でも人気になっているのがこの平均足なのです。そのため海外のチャートシステムにはHeikin-Ashiとして標準装備されているものが今や一般的となりました。
2、平均足の特徴
1、上昇トレンド時には陽線が連続し、下降トレンド時には陰線が連続する。
2、窓を空けない
3、平均足の計算式
【1日目の計算式】
始値=(前日始値+前日高値+前日安値+前日終値)/4
高値=当日高値
安値=当日安値
終値=(当日始値+当日高値+当日安値+当日終値)/4
【2日目以降の計算式】
始値=(前日の平均足の始値+前日の平均足の終値)/2
高値=当日高値
安値=当日安値
終値=(当日始値+当日高値+当日安値+当日終値)÷4
■計算式からわかること
・平均足の高値・安値は通常のローソク足の高値安値と基本的に同じ
・平均足の終値は当日ローソク足の4本値の平均
・平均足の始値は前日の平均足の始値と終値の中間
つまり平均足の成り立ちは
・高値・安値は通常のローソク足と同じ。
・実体部分(四角形の部分)は、前日の平均足の実体の中心から当日のローソク足4本値の中心に向けて描く。
ということです。そのため窓が空かない構造になっています。
4、平均足の分析法
①陽線が連続する間、上昇トレンドがあることがわかり、陰線が連続する間、下降トレンドがあることがわかる。
②実体の大きさがトレンドの勢いを示す。
③ヒゲがトレンドの方向を示す。
④コマ足がトレンドの転換を教えてくれる。
平均足はこのコマ足の出現をトレンド転換の印として重要視するため、平均コマ足などと呼ばれることがあります。
「コマが回れば流れが変わる」などと言われ、上昇トレンドから下降トレンドに転換するとき、下降トレンドから上昇トレンドに転換するときにコマ足がしばしば出現します。コマ足は陽線でも陰線でも意味合いは同じです。
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(ローソク足分析の使いどころ)古典的ローソク足分析はもみ合い局面に有効に機能しうる?当方相場暦一年で為替からcfdと株に移りました。
ローソク足チャートの読み方という本を買いました。
これまで裁量でローソク足を読まなかった私にも原因があると思い
ローソク足の分析の有効性を確かめようと考えました。
株といえば酒田五法が有名ですが、
古くて使えない、使いにくくなったという声を聞いたことがあります。
またローソク足ですとさまざまな諸余韻がリアルに絡んでくる為替だと、雇用統計などのビックイベント時や
いきなり欧米から反転する材料が出る時には使えないだろうと思いますが、
ざっと見たところ、ユーロ円米や、ポンド円には機能しそうな感じがしました、。一方米ドルは急反発が多くて使えなさそうに思いました。為替だとすこし?に思えますがいかがでしょう?
ローソク足分析
私の最初の感想としては、。日経225の週チャート、株の月足、→週足チャートのもみ合い局面やトレンド変転に
使えそうだ、上昇継続時の反転めどにも使えるかな?という印象ですが、
ならどう使っていったらよいだろうというよきアドバイスをお願いいたします。
定量的な分析結果名あるのでしょうか?(昭和の時代の産物だから現代には使えなくなったという主張もあながちうそでもなさそうですが、参考にはなりそうだし、最低限の必須事項にも思えます。(オシれーター系のだましの多さと比べるとローソク足のほうが自分的にはあっていると思います
1、為替と株双方でのローソク足分析の有効性について、比較した一長一短があれば指摘願います
2、ローソク足分析は、株やCFDの場合、やはり長いスパンのチャートで、トレンド相場よりもむしろもみあいやレンジ相場で力を発揮しうり、もみ合いレンジよりも天底のチェックのほうが効果がある?
3、、ローソク足+テクニカル分析ですと、ボリンジャー、Rci Rsi モメンタム、ストキャスティクス、cci,どれと相性がよい?
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