自動売買システム(EA)について
自動売買システム(EA)を販売し、かつ顧客の開設口座の証券会社から利益を授受する。
⇒第一種金融商品取引業登録の必要性有り。(いわゆる仲介・取次ぎに該当。)
※開設できる口座が少ない場合等によく見られるケースです。
つまり証券会社が当該システムを助言会社等に販売させ、
証券会社の口座を開設させるような形にもっていく形態であり、
証券会社から手数料等(名目問わず。)を助言会社等が受ける場合には、
第一種金融商品取引業の仲介・取次ぎに該当する可能性がございます。
※なお、金融商品取引法上では、デリバティブ取引の仲介等(=第一種業)の登録について、
有償・無償の有無の規定はなく、『業として行う場合、登録が必要』となっているため、
仮に、無償で行う場合でも登録が必要な可能性はございますので、ご注意下さい。
自動売買システム(EA)を販売または利用し、顧客の代わりに発注等を行う。
⇒投資運用業登録の必要性有り。
※今回の行政処分はこちらです。
上記のような場合全てが、金融商品取引業登録が必要になるかどうかは個別の判断となりますが、
登録業者はもちろん、既にEAに携わっている方やこれからの方は、十分に注意して行わないと
無登録営業 に該当し、ペナルティーを受ける可能性もございますので、ご留意下さい。
金融商品取引業に関しまして、ご質問等ございましたら、ご相談( 03-5954-5356 自動売買取引 )下さい。
最近、EA販売における契約書についてもご相談が増えております。
『EA販売における契約書』に関する記事(2019.10.30投稿)もございますので、是非ご覧下さい。
今月3日に金融庁が、 オンラインサロン等での投資助言行為について警告 を出しました。
オンラインサロン等(SNS)を通じた有償での銘柄推奨や投資タイミング等の助言については、
投資助言業に該当する可能性が有るため、投資助言業に係る無登録業者について、
金融庁まで具体的に判別できる業者情報を金融庁宛に報告するよう、ユーザーに促しました。
本年5月1日より、「暗号資産(仮想通貨)」が金融商品に追加された事によるものですが、
暗号資産に限らず、他の金融商品についても、オンラインサロン等(SNS)による方法での
無登録営業は、前から問題となっておりましたので、事業者の方及びユーザーの方は、十分ご注意下さい。
〇弊所へのご相談について
最近(ここ数年ですが)、ご相談において、 自動売買取引 『この業務は投資助言業等に該当するのか?』 や
『登録が不要な方法を教えて下さい。』 と言うご相談を沢山頂きます。(コメントにもございますが。)
余りにも沢山頂くので、ここで弊所のスタンスを、お知らせさせて頂きます。
先ず、弊所は『助言業等の登録が必要な方へのサポート』をご提供させて頂いており、
『助言業等の該当性』や『どうすれば登録は不要か?』等についてのご相談はお受けしておりません。
※それらのご相談は、当局へご相談下さい。
※登録の必要性が判断できない業者は、登録すべきではないと考えております。
勿論、100%登録が必要な場合には、その旨お伝えし、要件等がクリア出来る前提で、
登録サポートをお受けしておりますが、 ご相談者の多くの方が『登録をしない』前提で、
ご質問を為さるので、大変困っております。
『登録が必要であり、且つ、登録のサポート』をご検討の方は、ご相談をお受けいたしますが、
『登録が必要がどうか不明、又は、登録はしない(出来ない)』と言う方のご相談はご遠慮させて頂きます。
※ご相談内容次第では、ご返信いたしませんので、ご了承下さい。
FX取引の高性能ツール「MT4」とは何か?その特徴や利用できる証券会社を徹底解説
MACDは、市場動向の転換点を見極める際に役立ちます。MACDは「Moving Average Convergence Divergence」の略で、一般的に「マックディー」と呼ばれます。MACDは厳密にはトレンド系のテクニカル指標ですが、MT4ではオシレーター系に分類されています。上の図の赤いラインがMACDです。基本は下から上へ上昇し、ゼロラインを上抜けすると「買い」のサイン、逆に上から下降してきてゼロラインを下抜けすると「売り」のサインと判断します。
RSIは、相場の過熱ぶりを測る指標で、「買われすぎ」「売られすぎ」を示します。通常はメインとなるチャートの下に表示され(上図)、70%以上なら買われすぎ、30%なら売られすぎと判断します。
「買われすぎ」「売られすぎ」の後はトレンドが転換しやすいため、RSIは重要です。また「市場は上昇(下降)しているのにRSIは下降(上昇)している」というような、市場のズレをみるのにも役立ちます。相場が過熱している時や、価格のトレンドに対してRSIが逆行している時はトレンドが転換しやすいため、売り・買いの局面と判断できるのです。
MT4の優れた自動売買システムの活用法
ここでは、MT4の自動売買システム「EA」の活用方法について解説します。FXの自動売買システムには「開発型」と「選択型」がありますが、MT4のEAは開発型です。開発型のEAは、取引スタイルに応じて自動売買のやり方を細かく設定できます。
開発型・自動売買システム | 選択型・自動売買システム | |
---|---|---|
特徴 | ・外部からプログラムを購入する(有料・無料)必要がある ・自動売買の設定をカスタマイズできる ・自分でプログラムを作成できる | ・証券会社などのサービスに内蔵されたシステム ・自動売買について細かい知識がなくてもOK ・売買ロジックのカスタマイズは不可 |
トレーダーのレベル | 中級〜上級 | 初級〜中級 |
EAを利用する場合は、外部からシステムを導入しなければなりません。現在配布されているEAには相当な種類があり、そこがEAの魅力ともいえます。EAの販売サイトも紹介しますので、じっくり時間をかけて自分に合うEAを探してみてください。
配布されているEAの選び方
配布されているMT4のEAは、大きく分けて「無料」と「有料」があります。必ずしも無料のものが粗悪で、有料のものが優秀というわけではありません。ただし、有料のものはサービス面で優れているものが多いのは事実です。
無料でも優秀なEAは存在します。実績を作るために、無料で配布しているケースがあるからです。一方で無料のものは口座を指定されるケースがあり、「特定の会社の口座を持っていなければ利用できない」といったEAも少なくありません。
これに対して有料のEAは長期的に実績を積んでおり、実際に使っている人も多いため安心感があります。価格は数千円〜10万円ほどと幅がありますが、「安かろう悪かろう」というわけではありません。それぞれのEAの実績を確認しつつ、自分の取引スタイルに合ったEAを選びましょう。
自らEAを作成することも
自分でEAを作ることもできますが、MQLというプログラミング言語を使用するため、はじめてだとハードルが高いかもしれません。しかし、手順そのものはシンプルです。MT4の中にある「メタエディター」からEAの作成画面に進み、後は必要な関数を入力しながらプログラミングを行うという流れです。プログラミングに関する知識は必要ですが、基本的にはパソコンとMT4があれば独自でEAの開発が可能です。
MT4のその他のメリットとは?
ここまでMT4の主な魅力をご紹介してきましたが、MT4にはこれ以外にもメリットがあります。例えば、「為替相場と同時に株式市場の動向も見たい」「出先でも利用したい」といったニーズにも対応しています。MT4は、スマホやタブレットをはじめとするモバイル端末でチャートを表示できる機能を備えています。これらを踏まえて、MT4のさらなるメリットを見ていきましょう。
為替市場以外に株式や先物のチャート表示も可能
MT4は為替専用のソフトですが、株式投資に活用することもできます。大きな視点で見れば、株式も為替も経済活動の一つです。日本株が大きく上昇すると円が売られて円安に、日本株が下落すると円高になりやすいといえます。このような為替の動きを株取引に活かすことができます。FXトレーダーの中には株式投資をする人も多く、MT4は株式市場の分析ツールの補助として活用されています。
口座が限られますが、株取引でMT4を利用できるサービスもあります。OANDA Japanでは、株価指数CFD取引を2020年6月にリリースしました。日経株価指数225やダウ30種をはじめとする米国株価指数、欧米・アジアの主要株価指数などの16銘柄がMT4で取引できる他、自動売買も可能です。
スマートフォンのアプリで利用可能
MT4は、スマートフォンでも利用できます。AndroidならGoogle Playから、iPhoneならApp Storeからアプリをダウンロードしてください。アプリがあれば移動中でも口座へのアクセスや値動きの確認、新規注文・決済ができます。
無料で使える
MT4自体は無料です。ここまででご紹介した優れた機能を含めて、MT4は購入費も維持費もかかりません。EA(自動売買システム)などの有料商材を利用するケースを除けば、費用は一切かかりません。
MT4のデメリットを確認
ここまでMT4のメリットをご紹介してきましたが、デメリットがないわけではありません。デメリットとして挙げられるのは、以下の2つです。
MT4のデメリット
- FX初心者にとっては使いこなすのが難しいこと
- MT4が使える証券会社が限られること
初心者には難しい
MT4は、機能が豊富なため、初心者にとっては難しく感じられるかもしれません。FX取引の経験が浅い人は、例えばインジケーターを選ぶ際に選択肢が多すぎると迷うでしょう。FX特有の用語に不慣れな時期は、余計に難しく感じるかもしれません。
MT4の使い方は、マニュアルを読みながら習得するよりも、実際に使いながら体感的に操作を学ぶほうが早く習得できます。とはいえ、使いこなすには慣れが必要です。PCの操作と同じで慣れるまでは苦労しますが、慣れてしまえば問題なく使いこなせるでしょう。
対応しているFX会社が少ない
実際のトレードでMT4を活用するには、MT4に対応するFX会社の口座を持つ必要があります。国内では、9社がMT4に対応しています(2019年6月現在)。MT4を使ってトレードする場合は、FX会社が限られることに注意してください。
MT4に対応しているFX口座をご紹介
MT4を利用するためには、まず対応している口座(FX会社)を選ぶ必要があります。
FX会社を選ぶ際の主なポイント
- スプレッド幅(※1)
- 通貨ペアの数
- 約定力の高さ
- サポート体制の充実度
- 最小取引単位数(少額投資が可能かどうか:目安は1,000単位以下)
- スワップポイント(※2)
- 取引ツールの機能性
どのFX会社を選んでも、MT4自体の機能性に差はないため、それ以外のポイントでFX会社を探すことになります。ここでは、MT4に対応しているFX会社の特徴を紹介します。
※1:スプレッドとは、FX取引におけるレート差によって発生する手数料のこと。スプレッドの幅が狭いほど取引手数料が安く、取引コストを抑えられます。
※2:スワップポイントとは、2つの通貨の金利差によって得られる利益のこと。低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買うと、その金利差が金銭的利益として付与されます。そのポジションを持ち続ける限り毎日利益を得られる、FX特有の仕組みです。
外貨ex byGMO
「外貨ex byGMO」は、手数料が低いなどFX初心者にとって取引をはじめやすいFX会社です。スプレッドは0.2銭と国内最狭クラス、しかも手数料の多くは無料となっています。外貨での入出金と取引コストを除けば、口座開設手数料や入出金手数料、ロスカット手数料などは一切不要で、余計な出費がありません。また、初心者にとってはありがたい24時間対応の電話サポートがあります。
取引単位 | 通貨ペア | ドル円スプレッド | 公式サイトURL |
---|---|---|---|
1,000通貨 | 24種類 | 0.2銭 | https://www.自動売買取引 gaikaex.com/ |
「FXTF」は、MT4が利用できるFX会社としてよく知られています。最大の特徴はスプレッドで、ドル円で0.1銭、ユーロ円では0.3銭と国内最狭水準です。また、システム稼働率99%という約定力の高さも魅力です。約定力が低いと注文が殺到した時に売買が成立せず約定拒否となりますが、FXTFではそのようなリスクが抑えられています。ただし、FXTFではスキャルピング(超短期売買)が禁止されているため、短期売買をしたい方にはおすすめできませんので、注意してください。
取引単位 | 通貨ペア | ドル円スプレッド | 公式サイトURL |
---|---|---|---|
1,000通貨 | 30種類 | 0.1銭 | https://www.fxtrade.co.jp/ |
OANDA JAPAN
「OANDA JAPAN」は世界7ヵ国にオフィスを持つグローバル企業であり、安定した約定力から高く評価されています。69種類と非常に多くの通貨ペアを提供しているため、さまざまな通貨ペアを駆使して利益を狙うトレーダーにおすすめのFX会社です。
取引単位 | 通貨ペア | ドル円スプレッド | 公式サイトURL |
---|---|---|---|
1,000通貨 | 69種類 | 0.4銭 | https://www.oanda.jp/ |
MT4利用開始の流れ
- MT4に対応しているFX会社で口座を開設する
- FX会社のホームページからMT4をダウンロードする
- 口座開設時に発行されたIDとパスワードを使ってMT4にログインする
MT4で成果を出す方法
MT4を使いこなし、FXで成果を出す秘訣は何といっても「操作に慣れること」です。MT4は拡張性が高い(=機能が豊富)で、それを最大限に活かすには実際に使ってみるのが近道です。
使い慣れないうちは操作に手こずり損失を出してしまうこともあるので、まずは少額から始めることをおすすめします。徐々に使う機会を増やして、MT4の操作に慣れましょう。ちなみに、MT4に対応しているFX会社の多くがデモ口座を提供しています。デモ口座を利用してデモトレードを行い、MT4の操作を練習しておくのもおすすめです(※)。
※デモ口座(デモトレード)とは、FXトレードの練習ができるトレーニング環境のこと。架空の資金を使って取引をシミュレーションできるため、損失が出たとしても実際にお金を失うことはありません。デモ口座は、FX取引やMT4の操作に慣れるためのツールとして活用できます。ただし、FX会社ごとにデモ口座が使える期間が決められており、その期間が終わるとデモ口座およびMT4は使えなくなります。デモ期間が終わった後に再びデモ口座を使うためには再申請が必要です。
FXを実際に始めるには?
- FX会社を選び、該当する会社のホームページで口座開設を申し込む
- 必要書類を提出する
- 審査(即日〜3営業日程度)
- 本人確認コードを受け取る(=口座の利用許可)
- 自分の口座にログインして取引を始める
ただし、2の必要書類は事前に用意しておく必要があります。口座開設では、以下の書類が必要です。
口座開設に必要な書類
本人確認書類として使えるもの (いずれか1点あれば可) | 自動売買取引
---|
・運転免許証 ・健康保険証 ・マイナンバーカード ・住民基本台帳カード ・住民票(コピー) ・印鑑登録証明書 ・在留カード ・特別永住者証明書 ・パスポート |
MT4のダウンロード・申請手順
MT4のダウンロードからインストールまでの手順は、どのFX会社でもほぼ同じです。
申請手順のStep
- ログインページでIDとパスワードを入力し、ログインする。
- MT4のダウンロード(またはインストール)ボタンをクリックする。
- MT4セットアップが表示されたら「実行」をクリックする。 自動売買取引
- 同意書画面が表示されたら「同意します」にチェックを入れて、「次へ」ボタンをクリックする。
- 自動でインストールが開始される。
- インストールが完了するとMT4のログイン画面が表示されるので、通常口座のログインIDとパスワードを入力する。
MT4はMetaQuotes社の公式ホームページでもインストールできますが、そもそもFX会社の口座を持っていなければ取引できません。そのため、口座のあるFX会社のホームページからMT4をインストールすることをおすすめします。
MT4についてよくある質問
最後に記事のまとめを兼ねて、MT4に関する基本的なFAQをご紹介します。
MT4を使っていると分析ツールの設定方法や操作方法、ダウンロード時のトラブルなど、さまざま疑問や問題が生じることがあります。具体的な質問とその回答は、各社のFAQコーナーに記載されていますのでチェックしておきましょう。また、ほとんどのFX会社には電話やチャット、メールなどのサポート体制がありますので、そちらを利用して疑問を解決していきましょう。
Q.MT4(MetaTrader4)とはどういうものですか?
A.MT4は、ロシアのMetaQuotes社が開発したFX取引のプラットフォームです。使い勝手のよいチャートと、豊富なインジケーターを利用できます。MT4では、EA(自動売買システム)によるシステムトレード機能の他、プロレベルの高度なテクニカル分析も利用可能です。
Q.どうやってMT4を利用すればよいですか?
A.MT4を利用するためには、MT4に対応しているFX会社の口座を持っている必要があります。まだ口座を持っていない場合は、口座開設を行いましょう。すでに口座をもっている場合は、FX会社の公式ホームページからMT4をインストールしてください。ただし、MT4に対応していないFX会社もあるため、まずは自分の口座がMT4に対応しているかどうか確認しましょう。
Pythonでゼロ(?)から始める自動取引
まず、最初にデータを準備する必要があります。為替レートや株価などは様々なsiteで公開されていますが、一旦 download したり、少々手間ですよね。python library の1つである、pandas_datareader を利用すると、簡単に様々なデータソースから過去のチャートの情報を取得することができます。例えば、Apple の株価を2010/4/1から2021/3/31まで取得するには、以下のようにします。(以下、サンプル・コードは、Google 自動売買取引 Colaboratory や Jupyter Lab へコピペするだけで動かすことができます)
Yahoo の data source を利用すると、指定した期間の日毎の高値、安値、始値、終値、出来高、調整後終値が pandas library の DataFrameとして取得できます。pandas とは python のデータ分析で不可欠な library 自動売買取引 で、様々なデータの確認・集計や可視化が簡単にできます。
ただ、default のままでは文字が小さかったりするので(個人の好みもあるとは思いますが)、seaborn library を import として色々と option を変えてみるのも良いですね。
また、plotly 自動売買取引 自動売買取引 という library を利用すると interactive なグラフを作ってグリグリと動かしながらデータを分析できます。
上の例ではAppleの株価を取得しましたが、他にも様々なデータが取得できます。例えば、Goldman Sachsの株価とか(これをあとで使います)
株価だけでなく、ドル円の為替レート
30年ぶりに3万円台まで回復した日経225とか
などなど、多様なチャートのデータを手軽に入手できます。
取引戦略を実装してみる
以下のコードは、SMA_SとSMA_Lの大小を比較して position を +1 or -1 を選択し、その 自動売買取引 strategy に応じて return を得ます。なお、投資戦略に未来のデータが混ざらないように注意しましょう。(以下のコードでは対数収益率 r_t = \ln [ p_/p_t ] \end" /> を元に収益を評価します。これは1ステップ後の時刻での価値の増加率に対応し、strategy 自動売買取引 として position を short にとっているならば、マイナス1を掛けているので元の資産が減少=資産の増加になります。)
さて、実際に試してみましょう。
するとこのように Goldman Sachs 株価のトレンドに応じて自動的にposition を long (+1) か short (-1) に 取り直す戦略で取引がなされました。この取引戦略による収益 の時系列 は以下のようにlong し続けた場合(緑の線)とこの戦略を取った場合(オレンジの線)の対数収益率の累積として 計算できます 。2018年末の株価が下がる際にタイミングよく position を取り替えたために収益が得られました。
具体的な数値は上で計算できます。単純に株を保持していた場合の1.24と比べて、この移動平均による 自動売買取引 position 管理により、1.83とより多くの収益が得られました。
長期・短期の移動平均の組み合わせ毎のパフォーマンスを比較して、より良い設定を探索してみます。
表だけではパフォーマンス(strategy – market 自動売買取引 の差)が把握しにくいので、以下のようにheatmapで見てみるのも良いですね。
長期としては80日前後、短期としては20~25日がパフォーマンスが良さそうです。この組み合わせでは 短期25日, 長期80日がベストです。
しかし、この結果は要注意です。今回の訓練データの範囲で最適化されており、別の期間での検証して性能評価をするべきです。実際にこの戦略を他の期間で実施してみると以下のようにそれほど高い性能が出ていない事がわかります。
バックテストツールを使ってみる
以上は実際に、python でゼロ(?)からアルゴリズム・トレードのデモをしましたが、すでに様々な library や専門のツールが公開されていますので、それを使って実践してみたいと思います。
既に別の blog の記事で高機能な vnpy というツールが紹介されていますが、ここでは、backtesting ( https://kernc.github.io/backtesting.py/ ) を紹介します。(Google Colaboratoryなどでは、!pip install backtesting でinstallできます)あまり複雑な機能はありませんが、シンプルで判りやすく、結果の可視化が便利です。
まず、先ほど紹介した2つの移動平均線を元に取引する戦略を実装します。これは Strategy class を用いて先ほどの取引ルール
長期・短期移動平均がクロスする際に position を close し、long または short の position を取り直す
は以下のコードできます。
投資戦略を実装したら、データを読み込み以下のようにバックテストを実施します。
ここで結果のレポートが詳細に表示され、収益やトレードの勝率など結果について様々な情報がわかります。
また、トレードの状況についても以下の様に表示され大変わかりやすいです。上から Equity、Profit & Loss、株価と各種指標、そして取引量の時系列がプロットされています。これらのグラフは一部を選択したり拡大したりできとても便利です。
さて、移動平均の期間などのパラメータの最適化も、以下のように探索範囲や条件、何を最大化(今回は Equity Final)するなど指定し投資戦略を探すことができます。
FXの自動売買とは?取引時間がないなら危険を避けて自動で稼ごう!
普通のFXトレードでの失敗原因は、 心理的な影響や油断、体調不良による判断力の低下 で、適切な売買タイミングを逃してしまうことです。
そのため 自動売買(システムトレード) が最近注目を集めていますよ。
自動売買なら、投資家の代わりにシステムが売買をしてくれるため、取引の難易度をグッと下げてくれます。
FXに関する失敗談は、以下の記事でまとめているので、気になる方はチェックしてくださいね!
FX初心者必見!自動売買とは?
自動売買とは、 あらかじめ決めておいたプログラムに従い、システムが自動で取引を行う方法 です。
最初にプログラムの設定をしておけば、後はシステムが勝手に取引をしてくれるんですよね!
FX自動売買って詐欺じゃないの?
ただし、 「低品質なツールをつかんで資金を溶かした…」「”無料”という言葉に惑わされて、最終的に高額商品を売りつけられた…」という詐欺 にあうこともあるのは事実なんです…。
「FXはもちろん知っています。経済ニュースもよく見るので、為替を理解できたらいいですよね。ただ、私は小さいころから算数が苦手で、数字とにらめっこできる自信がありません。チャートを見たりするのが好きで、それにかける情熱がある人でないとできないのではないでしょうか」(壇蜜さん)
たしかに、FXのマニュアル取引には相応の知識やテクニック、取引に費やす時間が求められる。しかし、トライオートFXの「選ぶだけの自動売買(自動売買セレクト)」は、ひとたび取引を開始すれば、あとは自動で売買を繰り返してくれる。働いているとき、遊んでいるとき、寝ているとき、どんなときでもチャンスを逃さず、24時間稼動しているのだ。1日1、2回くらい口座状況をチェックすれば、基本的にはほったらかしでもOKだ。しかも、過去の運用成績は上記の通り。株式市場が大きく調整したコロナショック時も着実に収益を積み上げたことは、株式投資家にとっても驚きに値するだろう。
「何事も、経験がないよりある方がいいと思っています。予備知識が少なくても始めることができて、しかもこんな風にコツコツ増えていったら幸せかも。少し興味が湧いてきました」(壇蜜さん)
トライオートFXとは
【トライオートFX リスク・費用などについての重要事項】
本取引は、店頭外国為替証拠金取引であり、元本および利益が保証された取引ではありません。取引通貨の価格および金利等の変動により損失が生ずるおそれがあります。
また、スワップポイントが受取りから支払いに転じることもあります。
当社は、有効比率が一定水準以下となった場合、全建玉を自動的に強制決済(ロスカット)いたしますが、本取引は預託すべき証拠金額以上の取引が可能なため、急激な相場の変動等によっては、証拠金の額を上回る損失が発生するおそれがあります。取引を開始されるにあたっては、本取引の仕組みやリスクを十分ご理解いただき、お客様自身の責任と判断で取引していただきますようお願いいたします。
●売買手数料について・マニュアル注文は新規注文・決済注文ともに無料です。●自動売買注文は上限として1,000通貨単位あたり20円(0.2/米ドル/スイスフラン/NZドル/ポンド/豪ドル)です。自動売買注文での建玉を手動で決済した場合も同様に手数料が発生します。受渡決済に係る手数料は、1,000通貨単位あたり1,000円(ただし、10,000通貨未満の場合は1件あたり10,000円)です。●本取引は、通貨ペアの売付けの価格と買付けの価格に差(スプレッド)があり、相場急変時等はスプレッドが拡大する場合があります。●証拠金は、証拠金の25倍までのお取引が可能です。各通貨ペアの毎営業日の終値を基準価格として、その価格に応じた必要証拠金額(円換算額)を翌営業日に適応いたします。法人は各通貨ペアの毎営業日の終値に対し、金融先物取引業協会公表の為替リスク想定比率を加味した金額(円換算額)を適用いたします。 自動売買取引 トライオートFXのリスク・重要事項については、当社ホームページを必ずご覧ください。
【商号等/登録番号】インヴァスト証券株式会社 〒103-0004 東京都中央区東日本橋一丁目5番6号
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第26号
【加入協会】一般社団法人金融先物取引業協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 日本証券業協会
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