MT4/MT5でスリッページの許容幅を設定する方法やおすすめの設定値について解説
MT4/MT5
スリッページとは、注文した時のレートと実際に約定したレートにズレが生じてしまうことです。
XMでスリッページは発生するのか?
当社で取引される場合、スリッページはほとんど発生しません。しかし、特に重要な経済ニュースの発表時などは、市場価格の急騰または急落により、お客様の注文はリクエストされたものと異なるレートで執行される場合があります。
XMホームページ「よくあるご質問」より
MT4でスリッページの許容幅を設定する方法
10ポイント=1pipsです。下の画像では、50ポイントなので、5pipsの許容幅を設定しています。
MT5でスリッページの許容幅を設定する方法
10ポイント=1pipsです。下の画像では、50ポイントなので、5pipsの許容幅を設定しています。
おすすめの許容幅設定値
一般的には、 スキャルピングで1日に何十回もトレードする場合、 0.3pips程度 に設定するのがよいです。
スリッページについて大まかに説明
リクイディティプロバイダがカバー先になっている場合はリクイディティプロバイダがカバーするため玉数によって滑りは変わりますが、AXIORYのナノスプレッド口座のようなインターバンク直結型のトレーディング環境においては玉数で滑りが変わることはありません。
上記の理由についてはリクイディティプロバイダがカバーする場合はカバーしきれない部分が滑るため大玉であれば滑りやすくなります。
しかし小玉であればリクイディティプロバイダはカバーしやすいので滑りは小さくなりやすいです。
小玉でも大きく滑ったりすることがたまにあったりしますが、これは「カバー先の流動性の問題」というやつです。
インターバンク直結型であれば大玉であろうが小玉であろうが直接売買相手を探すので運が良ければ滑りませんが運が悪ければ大きく滑ります。
同じ程度の玉数を持った相手がちょうど直近のレートにいるかどうかが問題になるのでほとんど運です。
エントリーではネガティブスリッページになりやすい理由
これも売り手と買い手の問題になりますが、トレンドフォロー型のエントリーだとネガティブなスリッページが発生しやすいです。
トレンドフォロー型のエントリースタイルは適当なチャートを見ればわかるかと思いますが騙されやすいですよね。
例えばドル円105.0で売りに入った場合、順張りトレーダーは可能な限り高値で売りたいと考えます。
これは相手も同じで「きっと戻すだろう」とかけている逆張りトレーダーは可能な限り安値で買いたいと考えます。
どちらが勝つかは「どちらの勢力が強いか」が焦点になってきますが、騙しの場合は戻すので逆張りトレーダーの勢力が強いということになります。
「逆張りトレーダーの勢力が強い」ということは多くの参加者が「可能な限り安値で買いたい」と考える為、上記のような場合はネガティブなスリッページが発生します。
(もっとざっくりと言ってしまうと「おしくらまんじゅう」をして自分よりも先に倒れたいけど相手の勢力が強かったり弱かったりすることがあるってことです)
ポジションが伸びる場合はポジティブに滑りやすい
板情報を見てもあまり意味はない
上記を読むと「板情報を見ればポジティブに滑るかネガティブに滑るかわかるのではないか」と思われがちですがFXは株式のように一つの証券取引所で管理しているわけではないため、特定のリクイディティプロバイダの板情報を見るしかありません。
板情報では売り勢力が優勢であったとしても市場全体でみると買い勢力が優勢であったりすることもあります。
そのため「特定のリクイディティプロバイダの板情報を見てもそれが正しいとは言えない」ということです。
スリッページがストレスになるならSTPを利用
個人的な主観ですが「cTraderって玄人っぽいからcTraderにする」なんて適当に決めず、スリッページがストレスになるならSTPを利用した方が良いかと思います。
FxProのユーザーでたまに勘違いされている方がいますがFxProのcTraderはSTPではなくECNですのでSTPのMT4、MT5と比較して滑りは大きいです。
STPは程度の差はあれ、どのブローカーもブローカー側で一度カバーをしているのでスリッページが少なくすみます。
海外FX約定力比較!約定力の高いおすすめ業者4選
GEMOFOREXは約定力に優れており、当サイト一番のおすすめ海外FX業者です。
0.78秒以内に99.79%の注文を約定するという約定スピードの速さも誇っており、 「約定率」「約定スピード」については海外FXトップクラスといえるでしょう。
このようにGEMFOREXは約定力が高いことに加えて、最大1,000倍のハイレバレッジを利用できるため、スキャルピングで一気に資金を増やしたいユーザーにはおすすめですよ。
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次に紹介するAXIORYは、海外FX業者の中でも極めて透明度の高い業者として認知されています。
EQUINIX社のサーバーを利用した確かな約定力を最大の売りとしており、FX取引の約定率、スリッページ発生率や約定スピードをAXIORY公式サイトで開示しています。
平均スプレッドも業界トップクラスに狭く、スキャルピングに最適の環境がそろっていますので、スキャルピング取引がメインの方には要チェックの海外FX業者といえるでしょう。
3つ目に紹介する海外FX業者は海外FX業界大手のXMです。
平均スプレッドは狭いとは言えないためスキャルピングに向いた会社とは言えませんが、荒れた相場でも確実に約定させたいならXMを検討するのも良いでしょう。
LAND-FX
最後に紹介するのはLAND-FXです。
海外FXの約定力まとめ
ですので、 安全に海外FXを利用するためにも、海外FX業者選びの際には、レバレッジやボーナスだけではなく「約定力」にも目を向けるようにしましょう。
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