フィボナッチを活用した押し目買いと戻り売りで利確!
フィボナッチ数は、ヒマワリの種の配列、ロマネスコの螺旋、アンモナイトの渦など、自然界に数多く出現しています。
例えば、ロマネスコの場合、円錐が螺旋系に並んでいて、螺旋の数を数えていくとフィボナッチ数の13が現れてきます。FXのチャートもフィボナッチに関連して連動することが多いため、それを体系化してFXトレードに応用し、いまでは世界中のトレーダーが利用するようになっています。
その一例が「押し目買い」と「戻り売り」。
FXでこの2つの最適ポイントが掴めれば、トレードは優位に進められます。
今回、フィボナッチ数列を利用して、押し目買いと戻り売りのポイントを見つける方法を解説していきます。
フィボナッチとは
フィボナッチ数列
<フィボナッチ数列:計算式>
1
1:1+0
2:1+1
3:1+2
5:2+3
8:3+5
13:5+8
21:8+13
34:13+21
55:21+34
89:34+55
144:55+89
フィボナッチ比率
<フィボナッチ数列:0.618の計算式:フィボナッチ比率>
1:1÷1:1
1:1÷2:0.5
2:2÷3:0.戻り売りにフィボナッチを加える 666
3:3÷5:0.6
5:5÷8:0.625
8:8÷13:0.615
13:13÷21:0.619
21:21÷34:0.617
34:34÷55:0.618
55:55÷89:0.617
89:89÷144:0.618
<フィボナッチ数列:0.382の計算式:フィボナッチ比率>
1:1÷2:0.5
1:1÷3:0.333
2:2÷5:0. 4
3:3÷8:0.375
5:5÷13:0.384
8:8÷21:0.380 戻り売りにフィボナッチを加える
13:13÷34:0.382 戻り売りにフィボナッチを加える
21:21÷55:0.3818
34:34÷89:0.382
55:55÷144:0.3819
89:89÷233:0.3819
<フィボナッチ数列:0.236の計算式:フィボナッチ比率>
1:1÷3:0.333
1:1÷5:0.2
2:2÷8:0. 25
3:3÷13:0.231
5:5÷21:0.238
8:8÷34:0.2352
13:13÷55:0.2363
21:21÷89:0.2359
34:34÷144:0.2361
55:55÷233:0.2360
89:89÷377:0.2361
<フィボナッチ数列:計算式:黄金比>
1:1÷1:1
2:2÷1:2.0
3:3÷2:1.5
5:5÷3:1.666
8:8÷5:1.6
13:13÷8:1.625
21:21÷13:1.61538
34:34÷21:1.6190 戻り売りにフィボナッチを加える
55:55÷34:1.617
89:89÷55:1.618
フィボナッチをチャートに表示
MT4のメニューバーにある「挿入」⇒「フィボナッチ」この中に5種類が用意されています。
「リトレースメント」「タイムゾーン」「ファン」「アーク」「エキスパンション」
今回、値幅の戻りは何処まで届くのかの予測できる、「フィボナッチ・リトレースメント」と、次の値幅はどこまで伸びるのかを予測できる「フィボナッチ・エキスパンション」の使い方を解説いたします。
フィボナッチ・リトレースメントの使い方
下げ止まりの候補としては、23.6%戻しの場合は113.468円辺りで再度上昇するのですが、ここはスルーされています。
38.2%戻しの場合は112.761円で下げ止まり、上昇に転じるのですが、ここは1日程度のもみ合った後、更に下落しています。
次の、50%はフィボナッチ数では有りませんが、半値戻し位置となり注目度は高いです。
そこでも多少もみ合った後、61.8%111.618円で完全に下げ止まりました。
フィボナッチ・リトレースメントなどフィボナッチ系ツール6種類の見方・使い方を徹底解説!
テクニカル指標・チャート分析
そもそもフィボナッチとは
フィボナッチの黄金比率
フィボナッチ比率を使ったテクニカル分析の種類
- フィボナッチ・リトレースメント
- フィボナッチ・ファン
- フィボナッチ・アーク
- フィボナッチ・エクスパンション
- フィボナッチ・チャネル
- フィボナッチ・タイムゾーン
フィボナッチ・リトレースメントの見方・使い方
フィボナッチ比率をベースとしたテクニカル分析にはさまざまな種類がありますが、 単にフィボナッチやフィボと呼ばれるときは「フィボナッチ・リトレースメント」のこと 戻り売りにフィボナッチを加える を指します。
上昇トレンドで押しを判断する方法
安値から高値に描画したときの戻り
参考チャート:外貨ex byGMO [2018年11月 戻り売りにフィボナッチを加える 米ドル/円 日足] こちらのチャートを見ると、61.8%が押しのポイントとして2回効いているのが分かりますね。
下降トレンドで戻りを判断する方法
高値から安値に描画したときの戻り
参考チャート:外貨ex byGMO [ユーロ/米ドル 日足 2018年4月〜11月] このように、選択期間における安値を0%、高値を100%として、その38.2%、50%、61.8%近くまで相場が引き返してきたとき、一旦もみ合うと予測し、それまでのトレンドがある方向にエントリーする使い方をします。
- ある程度、明確となっている天井と底を見つけて描画すること。
- 現在のレートが、選択した高値と安値の間にあること。
- レートの左から右にかけて描画すること。
大きく相場が動いているときは「38.2%」に注目!
上昇トレンドのとき
参考チャート:外貨ex byGMO [ ユーロ/米ドル 日足 2018年9月〜11月]
下降トレンドのとき
参考チャート:外貨ex byGMO [2018年11月 米ドル/円 4時間足]
「61.8%」もフィボナッチのポイント!
フィボナッチ・リトレースメントの注意点
いろいろなフィボナッチの見方
フィボナッチ・ファン
参考チャート:FXプライム byGMO
フィボナッチ・エクスパンション
フィボナッチ・エクスパンションとフィボナッチ・リトレースメントの違い
参考チャート:FXプライム byGMO
フィボナッチ・アーク
参考チャート:FXプライム byGMO
フィボナッチ・チャネル
参考チャート:FXプライム byGMO
フィボナッチ・タイムゾーン
参考チャート:FXプライム 戻り売りにフィボナッチを加える byGMO
フィボナッチ・リトレースメントが使えるFX会社は?
フィボナッチ・リトレースメントは外貨ex byGMO、FXプライム byGMO、GMOクリック証券など、多くの会社で利用ができます。
外貨ex byGMOならPC、スマートフォンアプリどちらでもフィボナッチ・リトレースメントを使えるのがポイントです。
FXの押し目買いと戻り売りの高確率なタイミング!クラスターは見逃すな
お悩みトレーダー
エイク
メンター
押し戻りの『根拠のある判断基準』 と、
押し目買いと戻り売りの鉄板 『高確率に反転するクラスター』
『なぜ、待てないのか?』『どこまで待てばよいのか?』 を追求していくと、
『そもそも押し目・戻り目の定義って何?』 と 『押し目買い・戻り売りのタイミングはいつなのか?』
この記事を読めば、頭の中のモヤモヤが晴れて、トレンドフォローのレバルがグッと上がります!
『根拠のある押し目・戻り目を判断する方法』や『高確率な押し目買い・戻り売りポイント』 戻り売りにフィボナッチを加える について詳しく解説していきます。
押し目買い・戻り売りの判断基準を知ることで『待つ』ことができる
私は、トレンドフォローを習得しようとしたとき、 押し目や戻り目まで『待つ』ことができなくて、負けトレードを繰り返しました。
『なぜ、待てないのか?』
『どこまで待てば良いのか?』
『何を根拠に押し目(または戻り目)と定義しているのか?』
この疑問を解消することで、あなたは、トレンドフォローが必ず上手くなります。
押し目買いと戻り売りのよくある失敗!高値つかみをする一番の原因
一番の原因が、 『高値つかみ』 です。
お悩みトレーダー
メンター
お悩みトレーダー
エイク
メンター
「高値つかみ」をする理由は、押し目・戻り目の定義を知らないからじゃ!
戻り売りにフィボナッチを加える
赤の〇ポイントは、押しを待たずにエントリーをしたことで、高値掴みになった例です。おそらく損切りでしょう。
青の〇ポイントも、押しのタイミングが間違ったことで、深い押しに巻き込まれて含み損(ドローダウン)を抱えることになります。
なぜ、 『高値つかみをしてしまうのか?』『なぜ、待てないのか?』
それは、 『押し目・戻り目の定義を知らないから』 です。
押し目・戻り目の定義を知ればチャンスを『待つ』ことができるようになる
押し戻りの根拠のある判断基準を知ることで、トレンドフォローでよく言われる『待つ!』ことができるようになります。
●含み損(ドローダウン)が少なくなる。
●それによって、ストレスがないトレードをすることができる。
●損小利大のトレードができるようになる。
●無駄なエントリーが無くなるので、勝率が上がる。
押し目買い・戻り売りとは
押し目買いとは
トレンド ⇒ 調整 ⇒ トレンド ⇒ 調整と波を描きながら相場は進んでいきます。
戻り売りとは
2種類の押し戻り|『浅い押し戻り』・『深い押し戻り』
『押し戻り』と簡単に言うけど結構むずかしい・・・
その理由に、『押し戻り』には、『浅い押し戻り』と『深い押し戻り』があるからです。
『浅いから押しではないのか?』
『深いから押しと判断していいのか?』
なぜ、迷うのでしょうか?
そう! 押し戻りの判断基準を持っていないから です。
浅くても、押しと判断できるものもありますし、深くても押しと判断できずに、エントリーを見送ることもあります。
もしもあなたが、『押し戻りの判断基準』を持っていれば、押し戻りで迷うことはなくなります。
押し目・戻り目のタイミングを計る3つの定義
①下位足の逆トレンドで判断する
上位足がアップトレンドであれば、下位足でダウントレンドが確認出来て、はじめて、上位足の押し目と判断します。
4時間足の調整[A]を、1時間足に時間足を落として確認すると、 綺麗なダウントレンドが形成 されていますね。
よって、 調整[A]は、上位足4時間足の押し目と判断できます。
4時間足の調整[B]を、1時間足に時間足を落として確認すると、こちらも、 綺麗なダウントレンドが形成 されていますね。
よって、 調整[B]は、上位足4時間足の押し目と判断できます。
このように、 深さなど曖昧な判断方法ではなく、根拠のある押し戻りの判断基準を持つと、押し目が浅くてもしっかりトレンドに乗ることができるようになります。
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