ストキャスティクスとは、
ディナポリ手法|MACD+ストキャスティクスを解説
ディナポリ手法
MACDとストキャスティクスの設定
移動平均線の種類は DEMA(二重指数移動平均) を使います。
ストキャスティクス
さらに MA Typeを両方ともSMMA(修正移動平均線/平滑化移動平均線) を使っていきます。
通常であればSMA(単純移動平均線)を使いますが、
ディナポリ氏はSMMA(修正移動平均線/平滑化移動平均線)以外は
検証した結果、無益だったと言っています。
MACD+ストキャスティクスの使い方
1.強いトレンド指標とは、少々悪い材料があっても押し戻す力があるかないかを示しています。
そのため、明確なトレンドが見えるまでに時間がかかりますが、一度乗ってしまえばなかなか崩れません。
要するに、少し崩れたら逃げてしまう腰の引けたプレーヤーは放っておいて、
大口のローカルや小口のローカルズ集団に付いていこうとしているのです。2.逆に弱いトレンド指標は、腰の引けたプレーヤーの手の内を明かしてくれます。
目先の天井に惑わされるプレーヤーは、相場が少し傾くとすぐに利食いや損切りを始めます。
実はその時こそが、腰の引けたプレーヤーからポジションを奪い取る絶好のチャンスなのです。ディナポリ氏は上記1,2を考慮に入れて、「MACDが買いシグナル(強)+ストキャスティックスが売りシグナル(弱)」という条件を短期の押し目のシグナルとして買っているのです。
要は、 MACDのトレンドが出ているトレンドの方向に、
ストキャスティクスの方向が合うタイミングが、
トレードを開始するのに適している押し目や戻りのタイミングである ということです。
チャート事例
エントリー条件
・下降トレンド(MACD売り)にある押し目(ストキャスティックス買い)をフィボナッチ数列に基づく水準で売る。
つまり、 MACD+ストキャスティクスのシグナルが揃った後にできる
フィボナッチ水準の押し目や戻りを待ってから取引に望む ということです。
あるとすれば、 トレンドが本当の意味で転換するタイミングであり
そのポイントを狙うことが、MACD+ストキャスティクスの本当の狙いかもしれません。
利食い/損切り条件
MACDのトレンドに合わせて、ストキャスティクスのシグナルで押し目や戻りを
フィボナッチ水準と組み合わせて売買し、フィボナッチの目標値やD-Levelsを
利食いや損切り目標とする のが今回の内容です。
MACDの期間設定は通常の数値とは違い、
Fast Period:8期間
Slow Period:17期間
Signal Period:9期間
ストキャスティクスの期間設定は
Fast %K:8期間
Slow %K:3期間
Slow %D:3期間
さらにMA Typeを両方とも SMMA(修正移動平均線/平滑化移動平均線) を
使うことになっており、この移動平均線の種類の方が有益だということです。
ストキャスティクスの使い方!オシレーターはトレンド分析とあわせて使って精度を上げる
「オシレーター」とは❝振り子❞という意味です。
オシレーターが買われすぎを示しているのであれば売り、売られすぎを示していれば買う・・・
オシレーターを押し目・戻り目の判断に使う
オシレーターは相場状況から価格の行き過ぎを示してくれるインジケーターです。
どこかで必ず調整の動き、「押し目・戻り目」をつけながらトレンドを形成していきます。
- レジサポライン
- トレンドライン
- フィボナッチ
- 移動平均線
オシレーターはダマシもある
オシレーターが買われすぎ売られすぎの水準にあるときは高確率で元の水準に戻ります。
- 行き過ぎた相場は必ず戻るという性質
- オシレーターを見ているトレーダーが多いため
- 移動平均線が上向きなのに売りで入る
- ロウソク足が高値安値を切り上げているのに売りで入る
- 方向性が出ていないのにオシレーターのサインだけでトレードする
オシレーターに❝ダマシ❞は付き物ですからね!
実践トレード! ストキャスティクスの使い方
トレンドラインとオシレーターをシグナルとしたトレード
今回のトレードで使ったオシレーターは「ストキャスティックス!」
他にもシグナルが早いオシレーターとして「CCI」や「ウィリアムズ%R」などもありますが今回は使っているトレーダーが多い「ストキャスティックス」を使っていきます。
シグナルの発生が早いということは単体として使うとかなりの確率で❝ダマシ❞に合います。
ユーロ豪ドル日足
ユーロ豪ドル4時間足
ユーロ豪ドル1時間足
ユーロ豪ドル5分足
ストキャスティクスとは 効果的な使い方を見極めるために
ストキャスティクスとは、
ストキャスティクスの計算式
値 | 計算式 |
%K | ![]() |
%D | =m日の%Kの単純移動平均 |
Slow%K | =%D |
Slow%D | =s日の%Dの単純移動平均 |
ストキャスティクスの活用方法
ストキャスティクスの活用方法として最も効果的なのは レンジ相場で使用すること です。
ストキャスティクスの注意点
ここでは、ストキャスティクスの注意点について解説していきます。
- ストキャスティクスのみで戦おうとしない
- 自分だけのストキャスティクスの使い方を極める
ストキャスティクスのみで戦おうとしない
理由としては、 ストキャスティクスのみで戦っているから です。
防御に使う何か (他のインジケーターやチャートパターン、資金管理) などがないと到底戦場では生き残れないといえるでしょう。
自分だけのストキャスティクスの使い方を極める
ストキャスティクスのまとめ
ストキャスティクスは、使い方を極めることができればとても効果的なインジケーターといえます。
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